「信じる」とは、人が獲得する能力ではなく、ある種の本能ではないか(若松 英輔)
浄土真宗の僧侶にして宗教学者の釈徹宗氏。批評家・随筆家にしてキリスト者の若松英輔氏。「信仰」に造詣の深い、当代きっての論客二人が、「宗教の本質」について、往復書簡を交わす新企画。今回は、釈氏の第一信を受けて、若松氏からの返信を公開。