「格差はなくせる」は虚妄である(飯田 一史) @moneygendai
『格差という虚構』という刺激的なタイトルの著作がちくま新書から刊行された。この本は「格差など存在しない」と主張しているわけではない。「格差自体はあり、それに対して人々が不満を抱いている。しかし、格差の根拠とされているものや、『格差はなくせる』という考え方が虚構である」と論じる。こうした議論を展開す…