日本人が世界で初めて発見した「動物の子殺し」という不思議な現象が起こる「意外なワケ」(更科 功)
殺すまでに仲間と戦うハトと、勝負がついたところで闘いをやめるオオカミを見て、動物行動学者のK・ローレンツは「攻撃力の強い動物ほど、攻撃を抑制する仕組みが進化した」と考えました。そして、ヒトは攻撃抑制力が進化しなかったにもかかわらず、二足歩行と手の使用により、武器を使うことができるようになったために同…