鉄柵に看守に制裁…まるで監獄! 明治時代の図書館は厳しすぎる規律が支配していた(学術文庫&選書メチエ編集部)

明治期に生まれた公立図書館。国民にあらゆる出版物へのアクセスを可能にするはずのその場所は、しかし今では考えられないような厳しい規律に支配された空間でした。その目的は何であり、実際に利用する側の経験はどのようなものだったのでしょうか。永嶺重敏氏の『読書国民の誕生』から当時の風景を覗いてみましょう。