弱者男性は「差別」されてはいない、しかし…。弱者男性問題を「有意義に論じる」ための一つの方法
この数年でしばしば目にするようになった「弱者男性」という言葉。どこか見る者を居心地悪くさせるこの言葉を、いかに有意義に論じるかについて、昨年『モヤモヤする正義 感情と理性の公共哲学』を上梓した批評家・哲学者のベンジャミン・クリッツァーさんが考えます。