「免疫を獲得すること」が人種や階級と同じく価値を持った19世紀の黄熱流行からわかる新型コロナウイルス対策の問題点とは?
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)対策の1つとして、「既に感染し免疫を得た人から外出制限を解除して社会に復帰させる」という方法が各国で検討されています。しかし、致死率50%越えという黄熱が流行した19世紀のアメリカ・ニューオリンズでは「免疫があること」が社会的地位の1つになり、格差を広げ、一部の人々を不平等…