メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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オレとサイエンス・フィクション!(全5回・その5)
■ヴォネガットだった! もう一人、カート・ヴォネガット・ジュニアの『タイタンの妖女』も忘れることが出来ません。人類の歴史も文化も、すべてはとある難破した異星の宇宙船の修理用パーツを作る為だけに進化させられた無意味なものだ、というこの物語は、その痛烈な皮肉や虚無的な視点とは裏腹に、世界は、ろくなもんで…