メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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スティーヴン・キングの“不安の立像”〜『リーシーの物語』序
■オレとスティーヴン・キング オレにとって10代の読書とはSF作品だった。そして、ファンであると認めるフィリップ・K・ディックやカート・ヴォネガットは、ある種青春の文学でもあった。だからこれらの作家を今語るのは、実は若干の気恥ずかしさがあったりもする。 しかし20代を過ぎ30代になる頃には以前よりSF作品をもて…