メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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ミシェル・ウエルベックの最新長編『滅ぼす』を読んだ
滅ぼす(上)(下) / ミシェル・ウエルベック(著)、野崎歓(訳)、齋藤可津子(訳)、木内尭(訳) 謎の国際テロが多発するなか、2027年フランス大統領選が行われ、経済大臣ブリュノと秘書官ポールはテレビタレントを擁立する。社会の分断と家族の再生。絶望的な世界で生きる個人の自由の果てを描く作家による現代の愛の物語。フラ…