ガルシア=マルケスの『族長の秋』は独裁者の”百年の孤独”を描く物語だった

族長の秋 / ガブリエル・ガルシア=マルケス (著), 鼓 直 (翻訳) 無人の聖域に土足で踏みこんだ「われわれ」の目に映ったのは、ハゲタカに喰い荒らされた大統領の死体だった。国に何百年も君臨したが、誰も彼の顔すら見たことがなかった。生娘のようになめらかな手とヘルニアの巨大な睾丸を持ち、腹心の将軍を野菜詰めにし…