「退廃の酒」だったジンが、劇的によみがえるまで:朝日新聞GLOBE+

ジンは、16世紀に蒸留されるようになった。欧州の薬局が製造し、万能薬として売り出した。ジュニパーベリー(セイヨウネズの実)を浸した薬酒として尊ばれる一方で、公の秩序を乱す退廃的な酒としてけなされもした。そして季節を問わず、数多くのカク...