【書の楽しみ】あふれる美と信心「平家納経」 | アートの森
「平家納経」は平清盛が平家の繁栄を祈って発願し、長寛2(1164)年9月に安芸国の広島湾に浮かぶ厳島神社に奉納した経巻であり、清盛自らの願文に「善を尽くし、美を尽くし」とあるように当時の美術・工芸の粋を集めたもので、装飾経の白眉(はくび)