はちまドボク
id:hachim
静かな円筒分水工
水稲耕作には水が不可欠。まずは水が得やすい谷地や後背湿地で水田がつくられた。やがて用水路により水を供給する灌漑が行われるようになり、ようやく農地は拡大していった。それは個人でできるものではない。大量の水を確保してそれなりの面積に分配するためには、受益者同士が共同する集団的な行動が不可欠だ。広大な沖…