三代目 市川団之助(さんだいめ いちかわ だんのすけ)

解説 [1786~1817]江戸時代後期の歌舞伎役者。天明6年生まれ。4代市川団蔵の次男。5歳から大坂で芝居に出、寛政12年3代団之助を襲名。若女方。文化3年から江戸で出演。芸巧者として知られ、「道成寺」の「鐘に恨みは……」の型をつくる。病気と市村座の経営になやみ文化14年11...