日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)

解説 記・紀にみえる垂仁天皇の皇后。丹波道主命の長女。「日本書紀」によれば、垂仁天皇15年皇后となり、大足彦尊(景行天皇)ら3男2女を生む。32年死去。その葬儀に際し、天皇は野見宿禰の進言で殉死の風習を禁じ、陵墓に土製の人馬などをうめさせた。これが埴輪の起源という。「古事記」で...