中村光夫(なかむら みつお)
解説 [1911~1988]昭和時代の評論家。明治44年2月5日生まれ。東京帝大在学中から「文学界」に寄稿。昭和11年の「 二葉亭四迷 論」でみとめられる。戦後は私小説批判を中心に日本の近代文学のひずみを追究、「風俗小説論」「 志賀直哉 論」などを発表。「汽笛一声」「贋の偶像」...