荻生北渓(おぎゅう ほっけい)

解説 [1673~1754]江戸時代中期の儒者。延宝元年生まれ。荻生方庵の子。荻生徂徠の弟。宝永元年家督をつぎ、幕府につかえる。将軍 徳川吉宗 にもちいられ、明律などを研究。徂徠をたすけ、享保8年「度量衡考」を完成させる。のち山井崑崙の「七経孟子考文」に補遺をくわえた。宝暦4年...