日本武尊(やまとたけるのみこと)
解説 記・紀にみえる景行天皇の皇子。仲哀天皇の父。九州の熊襲の首長を攻めほろぼしたとき、熊襲から日本武尊の尊称をえる。のち伊勢(三重県)にいた叔母の倭姫命から草薙剣をさずかって東国の蝦夷を平定、帰途伊勢の能褒野で病死したとされる。「日本書紀」によれば、このとき30歳。名は小碓尊...