菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)

解説 記・紀にみえる応神天皇の皇子。母は宮主宅媛。百済(朝鮮)からきた阿直岐、王仁にまなぶ。天皇に愛され皇太子となる。天皇の死後、兄の大鷦鷯尊(仁徳天皇)に位をゆずろうとし、ゆずりあうこと3年、ついに自殺して兄を即位させた。「古事記」では宇遅能和紀郎子。宇治若郎子ともかく。 お...