斧田小夜『アノニマス』(破滅派, 2017年-, 連載中)

個人情報の保護が勘違いされたまま突き詰められ、他者との関わりを避けるようになった未来。他者をおそれつつも、他者と関わり合いたいぼくは、ある日不思議なメッセージを発見する―― 知りたい。 そこに、誰かがいるのだと知りたい。 ぼくは、たった一人ではないのだと、知りたい。