1673 濁世と坊ちゃんの啖呵 漱石の言葉の爽快さ

夏目漱石の『坊ちゃん』に有名なたんか(啖呵)が出てくる。「ハイカラ野郎の、ペテン師の、イカサマ師の、猫被りの、香具師の、モモンガーの、岡っ引きの、わんわん鳴けば犬も同然な奴」(9章)である。「濁世」(だくせ、じょくせ、ともいう)という言葉がおかしくない時代、坊ちゃんのたんかを思い切り言ってみたいと…