小径を行く
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2539 郷愁呼ぶ野いばら 蕪村が好きと朔太郎
愁いつつ丘(岡)に登れば花茨 江戸時代中期の俳人、与謝蕪村の句だ。蕪村が好きだと公言していた詩人の萩原朔太郎は「郷愁の詩人与謝蕪村」という蕪村論(『ちくま日本文学全集萩原朔太郎』筑摩書房)の「夏」の中で、この句を取り上げている。花茨はノイバラ(ノバラ)のことで、今私の散歩コースである調整池周辺でも白…