我らの言葉は皆違う

『しかし、周辺部の変種は中心部の変種が崩れたようなものでは決してない。それ自身が、コミュニケーションのために使用される現場において最適に機能する、独自のシステムをもった日本語変種として理解すべきなのである。』 ──(渋谷勝己/簡月真『旅するニホンゴ』より)