“光に溺れながら”

つまらない横顔を見ている。目を凝らしたところで変わるところのない、延々見つめたって大した発見もしない。その点、彫像よりずっとたちが悪い。 彼は窓際に通されたのをいいことに、ひたすら外の景色を眺めている。腕を組み、片腕が頬を抱えて、手の付け根が赤くなっていた。それでも一貫して涼しい顔でコーヒーを冷ます…