「破鐘」(『海潮音』12) : 詩をよむ日日

『海潮音』のつづき。きょうもボードレールで、ソネットの一篇です。  破鐘(やれがね)              シャルル・ボドレエル悲しくもまたあはれなり、冬の夜の地炉(ゐろり)の下(もと)に、燃えあがり、燃え尽きにたる柴の火に耳傾けて、夜霧だつ闇夜の空