もなかと羊羹──あるいはいかにして私は出版の未来を心配するのをやめて軽出版者になったか。 | 破船房オンラインストア/BASE powered by BASE

《一匹の妖怪が出版業界を歩きまわっている——軽出版の妖怪が》2023 年秋に発表された「軽出版者」宣言は、翌年になってマルクスの『共産主義者宣言』になぞらえてこう嘯きたくなるほど広範囲に波紋を投げかけた。編集者歴40 年の著者はなぜ「軽出版」を始めたのか。その仕組みは書き手にとってどんな意味があり、実際にど…