淡白マスヲのたんぱく宣言
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礼服に白いネクタイを締めて
梅雨らしいまとまった雨が降っていた今日とは違って、昨日の日中は天気がよかった。 そんな六月のある平日の一日を人生の特別な日として選んだ二人がいた。 特別な日を自分は見届ける立場だった。有給休暇を取得して仕事を休んだが、仕事をしているよりもずっと疲れた。 それでも、朝だけは少しのんびりできた。 いつもの…