伊藤六郎兵衛

人の持つ猜疑心や、争いごとの根底にある権力欲などの欲望の罪深さを一身に引き受け、贖罪の修行をおこなって稲毛三郎の霊を浮かばせられたのである。皆様にお馴染みの松霊拝詞の中の 武蔵野に その名も高き 枡形の 松も月日の めぐみたのしむ のお歌がそれである。神葬祭の時に「松金長光海之天」と書かれたお掛け物を中…