小松和彦『神隠しと日本人』を読んだ

神隠しと日本人 (角川ソフィア文庫) 作者:小松 和彦 KADOKAWA Amazon 私たちの日常生活のなかで「神隠し」という語があまり用いられなくなってからかなりになる。いつの頃からかは地域差があって一概にはいえないが、およそのところをいえば、都市化の波が急速に地方に及んだ昭和三十年代の高度成長期以降からのようである…