桐野夏生『柔らかな頬』を読んだ

柔らかな頬 上 (文春文庫) 作者:桐野 夏生 文藝春秋 Amazon 日曜日の昼過ぎから読み始めて日付が変わる少し前に読み終えた。ネタバレあり。 不倫相手の別荘を自分の家族と共に何食わぬ顔で訪問した主人公が、男のためなら夫も子供も捨てていいと思った翌日、5歳の長女が失踪してしまう。有力な目撃情報はなく4年が経過して…