止まったときを、宝箱に閉じ込めるように

お気に入りの中華料理店が閉まるのだという。 噂は本当なのか? 半信半疑で平日の昼、足を運ぶ。 冬のこととはいえ、磨りガラスごしに日光がたっぷりと入り、店内は暖かい。 長テーブルの一角に座り、ラーメンを注文する。 わたしのほかには、ビールを手にザーサイをつまんでいる老女、 ダウンを着こんだまま定食を食べて…