(53)遺品と共に~木下俊道の落慶法要

木の香りが漂う本堂に歩みを進め、居並ぶ檀信徒の間を通って席に着く。正面には木魚と鈴(りん)。手には払子(ほっす)と経典。本山や貞観寺など縁のある寺から僧侶が駆け付け、木下の後ろに並んで読経を始めた。 再建を果たした道応寺の落慶法要。本堂はまだ柱組の上に大屋根が架かっただけで、柱の周りを紅白の幕で囲っ…