5000歩の冒険 1

所詮たかが5000歩である。冒険というのもたいそうで笑止だけれど、超の付く方向音痴の私であれば、たとえ身近な5000歩、というか半径2500歩ほどの所ではあっても、十分に迷子になりかねない危険をはらんでいる。 そのくせウオーキングがいつも同じコースでは飽きてしまい、出かける意欲を大いに削ぐため、前々からこのテー…