ユニコーンに殺されたい

深夜3時。唐突にベッドに転がっていた美羽が問いかけてきた。 「莉音、いつになったら結婚すんの?」 「うっせぇ、死ねカス。」 私は間髪入れずに答えを返す。 「28にもなって未だに彼氏ナシで生きてる人生なんて親が知ったらどう思うことやら…」 「なによ!てか美羽あんたもじゃない!」 「私はいいんですぅ〜!きっとた…