仁科明(2016.3)上代の「らむ」:述語体系内の位置と用法

仁科明(2016.3)「上代の「らむ」:述語体系内の位置と用法」『国語と国文学』93-3 要点 上代の「らむ」に関して、 上代語の述語体系中の「らむ」を「現在未確認事態・臆言」の形式として位置付け、 「らし」との違いを明確にする 上代の述語体系 事態のあり方への把握と述べ方について、 まず、発話時を基準とした上での…