月の船を作る男性が、少しずつおかしくなっていく―森絵都『つきのふね』感想

今日の更新は、森絵都『つきのふね』です。 前々から読みたいと思っていましたが、今になってしまいました。 あらすじ 中学二年生のさくらは、宇宙船を作る男性、智さんの家に入り浸る。しかし智さんは、少しずつ精神を病んでいく。ストーカー気味の勝田くんとともに、智さんをなんとかしたいと思うが……。