スペースコロニーで幼形成熟の子どもたちが世界の真実に触れる―吟鳥子『きみを死なせないための物語』

あらすじ・概要 人類が地球に住めなくなった世界。人々はコクーンと呼ばれる宇宙上のコロニーに住んでいた。幼形成熟(ネオニティ)で成長が遅いアラタ、ターラ、シーザー、ルイの四人は、祇園という女性と出会う。彼女はダフネ―症という奇病にかかり、16歳までしか生きられない運命だった。