ブックワームのひとりごと
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社会のヒーローなら何でも許されるわけではないです―『ゴヤの名画と優しい泥棒』
あらすじ・概要 イギリスの老人、ケンプトン・バントンは老人や寡婦もBBCの放送料を払わなければならないことに憤りを感じ、息子とふたりで社会活動をしていた。政治活動のためにロンドンに向かったケンプトンは、そこでナショナル・ギャラリーのゴヤの名画を盗み、それを人質に政治的要求を呑ませることを思いつく。