母親に虐待された男性が母親との関係に決着をつけるまで―歌川たいじ『母さんがどんなに僕を嫌いでも』

あらすじ・概要 不安定な家庭に育ち、母親から暴力と暴言を受けていた著者。長じて一流企業に入社するが、そこでかつての母親のようになっている自分に気づく。そんなとき、手を差し伸べてくれたのは友人たちだった。同性パートナーも得て自分の幸せを送っていた著者は、母親との関係に決着をつけることになる。