第3回 文盲に生きた時代②「遊牧の日々がつなぐ人と自然」前篇

▼前回の記事はこちらです 家畜 政治学習の集会や家庭訪問調査にやってくる人民公社の幹部たちとの接触を除けば、コンシャンダック沙漠で過ごした幼い頃の世界に登場する人々、祖父母とトゥグルグ・アイルに住む4つの家族だけだった。しかし、日々の生活はその何百倍もの数の家畜に囲まれており、私自身も人間より家畜とと…