【書評】感染・閉鎖・絶望……最後まで闘い抜いた人間の記録―カミュ『ペスト』―

『ペスト』(カミュ/著 宮崎嶺雄/訳 新潮文庫)のレビュー。感染拡大、都市の閉鎖、いつ収束するかわからない絶望的な状況に立ち向かう主人公の医師「リウー」の闘いを描いた小説。