『プラスチックの祈り』 白石一文 / 本当であるかを決めるのは自分

『プラスチックの祈り』 白石一文 朝日新聞出版 2019.4.6 読了 全盛期の白石さんの作品にはとうていお目に掛かれないだろう、とわかってはいるのに手にしてしまう。ストーリーも読み終えた時の感覚も予想ができるのに読んでしまうのは、自分自身が白石さんの文体が好きで読み心地が良いのだろう。 身体の一部がプラスチッ…