『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ/悲劇なのに清々しい気持ちになれる

『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ 高橋健二/訳 ★★ 新潮文庫 2020.4.29読了 世界の古典名作を読もう、ということで『車輪の下』を読んだ。ヘッセ氏の作品は10代の頃に読んだ記憶があるが、何を読んだのかどんな話だったか全く覚えていない。この作品は、ヘッセ氏の2番目の長編で自伝的小説と言われている。なんとまぁ、心に訴…