『倦怠』アルベルト・モラヴィア/欲望の成れの果て

『倦怠』アルベルト・モラヴィア 河盛好蔵・脇功/訳 河出文庫 2020.5.9読了 初めて読むイタリアの作家だ。先日マンゾーニ氏の『いいなづけ』を読んだ時に、イタリア人作家の本はあまり読んだことがないと気付いたので、早速読もうと。確か小池真理子さんが、影響を受けた小説としてこの本を挙げていた。 倦怠という言葉か…