9. シベリア少女鉄道 vol.34「どうやらこれ、恋が始まっている」

君は今どこで誰と何をしているんだろう。どんな顔で笑っていますか。怒っていますか。泣いていますか。もし叶うなら、もう一度この目で確かめたい。 あんなことがあった後だから、そうなるのも無理はないけれど、ふいに何かで知ってしまうのはさすがにどうかと思うんだ。あの時間は何だったのか、そんなことすらわからなく…