長いまつげとブラック・バス

南が小学5年生の時のお話。 南とバス釣りにいくことになった。 以前からいつか一緒にバス釣りに行こうよと、南にせがまれてはいたもののまさか現実化することはないと確信していたのに。 約束の日に南のおとーさんに急用が入った。 父親の代替運転手としてダーツの矢が私に当たったのだった。 南は大張り切りで、つぎつぎ…