「青い壺」親子、嫁姑、夫婦。関係のあるところに物語あり。

なんか、リバイバルブームが来ている?書店で度々見かけるので読んでみた。 物語は、駆け出しの陶芸家が思わぬ良い出来の青磁の壺と作ったところから始まる。 この青い壺がまさしく「数奇な縁」でいろんな家庭を渡り歩くのだが、行く先々での物語が不連続に語られていく。 なにしろまだ、「値打ち」が決まっていないものだ…