「襷掛けの二人」

嶋津 輝の「襷がけの二人」を読んだ。 胸がほんのり暖かくなるような話だった。 戦前から戦後にかけての二人の女性の半生を綴る物語。 おっとりした千代さんは嫁いだ先にいた女中頭の初さんと意気投合し、楽しく暮らしていた。だが自分の夫とは上手くいかず、旦那は別宅を構えこどもまで作られてしまう。 それでも、千代は…