『滅茶苦茶』コロナ禍で交錯する三人の「最悪」

染井為人の「滅茶苦茶」を読んだ。 最悪だけど、最低ではない——そんな終わり方に、少しだけ救われた。 「滅茶苦茶」は、コロナ禍のうつうつとした日常を“心のコロナ”として描いたサスペンス小説。 やることなすこと、何もかもが裏目に出る怒涛の展開。まさにタイトル通りの「滅茶苦茶」な目にあう三人の主人公が登場するの…