「鈍色幻視行」曖昧さを受け入れる余裕

恩田陸の「鈍色幻視行」を読んだ。 一つの「呪われた小説」に関して関係者を一同にあつめた豪華客船でその小説について語り合うというなんだか一人や二人死人が出てもおかしくないシュチュエーション。 物語は、小説家の妻とその夫の二人の視点から交互に語られる。 互いにバツイチで前の結婚で傷ついている二人は互いに少…